横浜市郊外の戸建てを見てきました!① 

不動産

横浜市郊外のアパート視察に続いて、今週は横浜市郊外の「ボロ戸建て」を見てきました。

「なんとなく」請求してしまった資料が次の日の午前中にメールで届きました。

写真を見ても、まぁボロい(笑)

ネットに掲載されてから丸1日以上経過しており、1番手の買付は無理かと思いましたが、買付はまだ入っていないことが確認出来たため、現地を訪問してきました。

国道沿いから数十メートル離れた公道から、50メートルほど私道を突き進んた坂の上にその物件はありました。

公道の路線価は13万円程度あります。

所有者が現在居住しており、売却と同時に退去するとのことで、せっかくなので仲介業者経由で所有者へ連絡を取ってもらい、所有者に室内を見せてもらうことになりました。

価格 1000万円以下   *横浜市内で私が今迄見た戸建ての中で最安値!

横浜市内  JR駅から徒歩30分弱  *バス便充実しておりバス停から5分程度

築50年前後の2階建て *ただし増築登記をしておらず登記簿上は「平屋」

土地・建物ともに、60㎡台

接道2㎡未満

屋根の一部が台風で破損しており、ブルーシートが敷かれている

 

ハイスペックな上級者向けの戸建てで、価格以外の魅力は激低です(笑)

 

玄関を開けると所有者(売主)の男性が出てきて、室内を案内してくれました。

既に近くへ引っ越したとのことでしたが、室内には残置物がてんこ盛りで、床の一部はベコベコ、2階の一部は雨漏りの後が酷く、さらに廊下の一部は床がはがれており、とても今迄生活していたとは思えない状況でした。

キッチンは瞬間湯沸かし器で、トイレタンクの給水は壊れているようでバケツで水をタンクへ補充してからレバーをひねって流していたとのことです(笑)
浴槽はなぜか泥だらけで隙間風も入り、当然独立洗面台もありません。

4DKでしたが、うち3Kは和室でした。当然畳もボロボロで、壁は砂壁です。

幸いにも窓やドアの建付けは問題なく傾きも感じませんでしたが、やはり築50年前後ということもあり、屋根修繕も合わせるとリフォーム費用総額を見積もるのも難易度が高いです(笑)

「こりゃ無いな・・・」と途中から思ってしまい、室内を真面目に見る気が失せてきたところで、そこから売主の「攻勢」が始まります!

誠実で非常に良い方で、「後日、嫌な思いをして欲しくないから」と、マイナス部分を隠さずに全て説明してくれました。

台風後は、出来る範囲で修繕やブルーシート張りも自分で行ったようで、それなりに愛着を持って住んでいたようです。

細かく室内について説明してくれ、私がボロ戸建て投資をしていることを話すと面白がって聞いてくれ、内見という名の「売主との人間関係作り」は2時間にも及びました(笑)

残置物はそのまま引き取って欲しいので、掲載金額から多少は下げても良いと、「鬼のような指値」をする前に売主側から打診がありました。

ボロ戸建てに免疫があり、購入後に文句を言ってくる買主ではないと認定してくれたようです(笑)

室内に入った直後は5分で切り上げてすぐに帰ろうと思ってましたが、横浜市だけに下水は完備(トイレも洋式!)、浴槽は汚いも磨けば綺麗になりそうな上に給湯器は新しく、屋根と床を直せば何とか快適に?住めそうです。

坂の上ですが、横浜特有のエグイ崖地でもなく、身の危険も感じません。

見晴らしも良く、富士山も少し見えました。

*写真はイメージです。

 

不覚にも真剣に検討し始めてしまいました(笑)

②へ続く!

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