9月の台風15号に続き、10月12日夕方現在、関東地方に台風19号が接近しており、物凄い雨・風となっております。
台風15号の際に、千葉市と鎌ヶ谷市の戸建てが一部損傷し、リフォーム業者へ見積手配や保険請求代行業者へ手続きを依頼しておりましたが、ともに人手不足なのか手続きが進まないまま次の大型台風が来てしまいました・・・
幸いにも入居者の生活に支障が出るほどの被害ではありませんでしたが、今回の台風19号では嫌な予感がします。
物件については火災保険をしっかりと掛けているので、大きな出費となることは無いと思いますが、入居者の身の危険につながるようなことにはなって欲しくありません。
千葉県で、台風15号の被害が酷かったエリアにボロ戸建てを運営していた友人は、物件の屋根が飛び、人が住める状態ではなくなり、引っ越ししてもらわざるを得ない状況になるという入居者への直接的な被害となってしまい、当然家賃も入らなくなってしまったそうです。
築古のボロ戸建てはマンションと比較すると極めて災害に弱いです。
今迄、多数の築古戸建てを内見してきましたが、今考えると、ここ数十年大した修繕をしていない物件がほとんどでした。
いつ飛んでも不思議でない瓦屋根の物件が大半で、旧耐震もそれなりに見てきました。
日本の木造住宅はそれなりにしっかりしているものと思い込んでいましたが、ここ近年の大型台風の影響を見ていると、あまりボロすぎる物件を購入するのはハイリスクな気がしてきました。
年々進行する地球温暖化も、強い勢力の台風が衰えないままに日本列島に上陸しやすくなった要因のようです。
ということは、今後ますます台風による被害は甚大となり得ます。
あえて逆張りで、災害リスクが高いエリアで相場が下がった物件を買いに行くという選択肢もありますが・・・
今迄、地盤や災害エリア内かどうかのチェックは購入時にあまり意識しておりませんでしたが、長期的な目線で考えれば、駅からの距離や近隣環境だけではなく、ハザードマップもきちんとチェックすべきだと感じました。
今後、リスキーなボロ戸建てを安易に購入しようとする、未来の自分に向けての備忘録として記事にしました。