ネットの新着情報で、かなりアツいと思われる物件を発見し、資料請求するとともに、平行して現地へ向かいました。
・神奈川県西部
・価格 約300万円
・駅徒歩15分程度
・ギリギリ平成築
・路線価6万円弱 *年々低下傾向
・土地 100㎡ 建物90㎡
・角地(ただし擁壁物件)
ノールックで買付を入れても良かったのですが、室内の写真が掲載されておらず擁壁物件だったので、傾きや室内ボロボロのため価格が安いのかと疑い、さすがにそれは辞めました。
仲介業者へ電話をすると、「朝から問い合わせ殺到で・・・ 売主さんと価格面や売り方で一度相談するかもしれません。特に傾きがあったり訳アリな物件でもありません」とヒアリング出来、買付を入れればそのまま購入出来るという保証はなくなりましたが、無視して現地へ向かいました。
駅から歩いて現地近くまで行くと、既に投資家らしき男性が外観の写真を撮っているではありませんか!
外観はサイディング、屋根は瓦ではなくスレートと、さすが平成築です。
駐車場も1台あり、室内が多少荒れていたとしても間違いなくお宝物件です!
私の存在を男性に気付かれると、先に買付を入れられてしまうと思い、通りすがりの人を装い横目で物件を「ガン見」して、そのままコンビニへ直行し、買付証明書をFAXしました。
その時には既に、ネットからは削除されておりました。
そのまま仲介業者の事務所へ押掛け、買付を入れた旨を説明し、購入したいと猛アピールしましたが、「いや~●●さん、既に10人以上から問い合わせと本日の内見予約が入ってまして・・・ 売主さんとも相談して最終的に一番高い金額で購入希望するお客様へ販売しようということになりました。これから現地で複数の購入希望者と合流しますので、室内も見た上で金額を入札してください」と、素人には優しい、私のような戸建投資家には冷たいルールへ変更されてしまいました。
仲介業者の社長さんのクルマに乗せてもらい、再度現地へ向かいました。
当然、車内では社長と仲良くなるために、私の戸建て保有状況の説明や、当然契約不適合責任免責での購入をさせて頂くなど猛アピールです(笑)
現地へ着くと、7人の投資家が待ち構えておりました。
皆でゾロゾロと室内に入り、「若干の傾きがある」「雨染みがある」「擁壁にヒビが入っている」「これはリフォーム費用が掛かるな・・」などと、物件のけなし合いです。
物件サイトへアップされて2時間程度で削除されたような物件を発掘する猛者ばかりであり、素人が高値で入札して購入しないよう、皆必死です(笑)
明日以降も数名の内見予定があるようで、約10名による入札が行われることになりました。
入札期日は約2週間後、その1週間後に落札価格が仲介業者のホームページにアップされるとのことです。
サクッと購入出来なかったことは痛恨の極みではありますが、面白い展開になってきました。
⇒次回へ続く!