少し前の平日に、珍しく割安な戸建てがアットホームへアップされ、その直後に仲介業社へ問い合わせ「今から内見させて下さい!」と電話をしました。
・埼玉県北西部(東武東上線・快速で池袋駅から1時間前後) *「市」では無く「町」
・約500万円
・築25年前後
・土地100平米・建物100平米
・駅徒歩15分以内
・駐車場は敷地内に無し(ただし近隣にあり)
・建物は残置物たっぷりだが、キレイに住まわれていたようで、表層リフォーム∔残置物撤去で100万円程度?
・想定家賃65,000円(うまく行って70,000円)
当日、速攻で内見に行って若干の指値を入れて現金で購入したかったのですが、約10日後に購入希望者を集めてオープンルームを開催すると言われてしまいました。
こうなると価格競争・条件競争が激化し、割安では買えません・・・
ただし当日時間があったのと、久しく内見に行っていないので勘が鈍らないようにダメ元で現地に向かいました。
現地に到着すると、仲介業者以外にも購入希望者が「ウジャウジャ」といて、2時間の開催期間に30名程度が内見に来るとのことでした。
室内は安全に「密」状態で、コロナ感染リスクMAXです(笑)
築年数が浅く、室内も比較的キレイなこともあり、戸建て投資家だけではなく実需層も多い印象です。
仲介にヒアリングしたら、既に満額買付が入っている(ただし残置物は売主負担で撤去)ということです。
もともと、契約不適合責任免責・境界非明示の売り出し条件なので、私が対抗するとしたら「満額」「残置物は買主が撤去」しかありません。
撤去費用を含めると総投資額は600万円は確実に超えてくるため、上手く70,000円で賃貸が決まってリフォーム費用+残置物撤去が奇跡的に100万円で収まったとしても、利回り14%です。
土地の固定資産税評価額は推定で350~400万円程度ですので、悪い投資案件ではないですが、
・リフォーム費用が高騰している
・かなりの郊外である
・「市」ではなく「町」である
・敷地内に駐車場無し
・残置物は結構な量である
事も加味して、ダメ元で「2割程度の指値」「残置物撤去は買主負担」「現金購入」「契約と決済はいつでも可」として買付申込書を仲介へ渡して、戸建て購入の実績が多数あり今迄に購入後に仲介や売主にクレームを付けたことは一切無いことを一応念押しし、撤収しました。
淡い期待を持ったまま1週間が経過しましたが、当然何の連絡もなく、他で決まったようでした(苦笑)
今は物件価格が高い上に、リフォーム費用も高騰しているので、相当目線を下げないと物件を購入出来ません。
今回は潔く諦めました(笑)