コロナショックの影響で、順調に株価が下がっております。
私はここ数年の景気過熱感により、近い将来の景気・株価・不動産価格の大暴落を予想し、景気に左右される収益物件(アパートなど)や、値動きの荒い株式の投資を控えており、株式は配当が高く値動きが小さい草食系の銘柄しか保有しておりません。
2月に入り株価は大暴落しておりますが、これはコロナによる直接的な影響もありますが、本当に怖いのは経済停滞による今後の不景気の始まり(リセッション入り)かと思います。
こういう時は、実力はあるのに株価が大きく下がった会社を虎視眈々と狙い、下落が落ち着いた頃に安値で購入することが出来れば、将来の爆上げが期待出来ます。
ということで現在目をつけているのが、スルガ銀行(8358)です!
2017年に2722円の高値を付けた後、不祥事発覚+コロナショックにより現在の株価は400円前後、PBR0.35倍と良い感じに下がっております(^_^)
一般的な銀行であれば事業会社(法人)への融資がメインのため、不景気で倒産が増えると貸倒れも増え、業績も悪化しますが、スルガ銀行はサラリーマン向け不動産投資ローンの残高が圧倒的に多く、不景気の影響はさほど受けません。
リストラとなるサラリーマンも多数出てくるでしょうが、「上積み退職金投入+物件売却」により残債を消すことも可能となりそうです。
またシェアハウス問題解決のための引当金は既に積んでおり、三為業者による地方RCマンションの延滞債権は増加しているようですが、基本的には属性が高いサラリーマンの債権ばかりであり、物件の任意売却後に差額は無担保債権としてある程度は回収出来そうです。
また、不動産投資ローンが活発なご時世であれば、4.5%ローンは他社へ借り換えられてしまいますが、実勢価格を大幅に上回る残債を抱えた物件を借り換えさせてくれる寛大な銀行はありませんので(笑)、他行借換えによる残高の減少は緩やかになっているはずです。
また、反転攻勢により不動産投資ローンは既に復活している他、1棟モノの価格下落により、中級者以上の不動産投資家が買いに動けば、オリックス・トラスト・静銀より金利が安くなったスルガ銀行への持ち込み案件は増加します。
サラリーマン向け不動産融資のノウハウは日本で一番(?)持っているはずですし、投資家から支持を受けるのは間違いないと思います。
私も近い将来、お世話になろうと思います(笑)
既に決算の上方修正も行っており、コロナショックとかぼちゃショックが落ち着いたら1000円は軽く超えてきそうです。
他の地方銀行の株価もPBR0.2倍などと破格の安値となっておりますが、特徴が無い銀行ばかりで将来的に業績が回復するイメージが湧きません。
機関投資家は不動産投資家目線でスルガ銀行を見ていないため、「これはチャンスか!?」と思ってしまう今日この頃です。