私は買いたい病を患っていることを自覚しております。
私に限らず、買いたい病の不動産投資家は多いと思いますが、「なぜ人は不動産を買いたくなるのか」を考えてみたいと思います。
①物件を探すこと自体が好きである。
②良さげな物件を見つけた後、見に行くことが好きである
③買付けをいれて、買主・仲介と交渉(駆け引き)することが好きである
④購入出来た時の喜びに浸ることが好きである
⑤リフォームの段取りや手配、完成までの過程が楽しい(ボロイ物件がキレイになっていく、いかに安く仕上げるか?など)
⑥客付け募集を開始してから、入居が決まるまでのプロセス、決まった時の嬉しさがたまらない
⑦家賃が入金されはじめ、「大家」であることを実感することの幸せに浸りたい
⑧入居者からのクレーム・修繕依頼・その他トラブル(滞納・夜逃げ等)に直面・対応して、大家力が上がることに喜びを感じる
⑨退去通知を受けて減少回復を行い、再度募集をする際の家賃設定など戦略を立案することが楽しい
⑩物件売却をいつ、どうやって(実需向け?オーナーチェンジ?)行うかという戦略を立案することが楽しい
⑪物件の売却が決まった(=利益確定した)時の、喜びに浸りたい
買いたい病患者チェック表のようになってしまいましたが、不動産投資の一連の流れは大体上記の通りかと思います。
半分以上に該当した貴方は、立派な買いたい病患者です(笑)
正直、入居者クレームや退去に喜びを感じるヘンタイ大家は少数派かと思いますが、楽しいと感じる瞬間の方が多いので、「不動産をもっと買いたい!」と思ってしまうのは無理もありません(笑)
そこで「私は何故、買いたい病が治らないのか?」を考えてみたところ、以下の項目が好きなのだとということに気付きました。
①②③④ ⑥
当初は⑤もワクワクしておりましたが最近はあまり感動しなくなってしまい、⑦についても⑥が確定したら既に安心しているのでこちらも当初よりは感動しなくなってしまいました。
いずれは⑪の感動にも浸りたいですが、もう少し先になりそうです。
要は購入(決済)までの過程が楽しいのです。
その後のリフォームの手配などは正直ワクワクしません(笑)
それでは、私のような購入するまでの過程を楽しみたい不動産投資家はどうすれば良いのでしょうか?
それはアパート等ではなく戸建てを購入することです(笑)
アパートであればオーバーローンが出るような余程融資が緩い時期でない限り、年間1棟程度の購入となるのが一般的なサラリーマン大家です。
逆に戸建てであれば、公庫融資と現金購入を併用することにより、年間2,3戸程度の購入は目指せます。
要は年間2,3回、①~④のプロセスを楽しむことが可能となり、ある程度買いたい欲求を満たすことも出来ます!
その分、購入時の見落としや購入後の失敗も徐々に減らすことも出来、物件購入時の目利き力もアップします。
最近は、必要以上に規模拡大させなくても、戸建てを5~6年周期で購入と売却を繰り返すことにより、上手く購入価格以上で売却することが出来れば、十分稼ぐことが出来そうな気がしています。
現在の収益物件の相場において、5~6年後に購入価格以上で売却出来そうなアパートはなかなか見つかりません。
買いたい欲求を満たしてくれ、且つそこそこ儲かるのであれば、戸建て投資は現在の不動産市況下においては
最強の投資だと思います!