再建築不可戸建てを「再建築可」にすべく近隣住民との交渉。
若い男性と高齢女性と打ち解けたきたところで、3世帯共通で使用している「通路」部分(3筆をそれぞれ1世帯づつが所有)についての権利関係について切り出してみました。
・この通路は特段の取り決めはなく、長年に渡り3世帯で「なんとなく」使用し続けている。
・土と一部砂利であり見栄えも悪く、雪が降った時はタイヤがスリップしたこともある。出来ればアスファルトを敷きたいと思っている。
・高齢女性より、過去に協定書を取り交わした記憶もあるが記憶は定かではない。
なるほど!
私の考えている落としどころは以下の3つです。
①3筆分の「通路」について権利関係を明確にすべく「協定書」を作成・締結する。
②他の2世帯から、通路部分の土地を購入させてもらう。
③両世帯の土地に接している通路部分を分筆して両世帯へ譲る代わりに、通路中央部分は3筆とも私の所有権にしてもらう。
協定書については、もう少し仲良くなってから過去の締結の有無を確認してもらうとして、②③について軽く打診をしてみました。
②について:若い男性は全く必要としていないので考えても良いといった反応だが、高齢女性は反応悪し。
③について:若い男性は賛成してくれるが、高齢女性はやはり反応悪し。
いきなり現れた新しい持ち主が初対面で「土地を売って欲しい」「土地を交換して欲しい」と言っても、特に高齢者は警戒してすぐには承諾はしません。(当たり前です!)
高齢女性の要望は、通路にアスファルトを敷くいうことです。
これについては、私が舗装業者に見積を取って、出てきた金額をもとに「敷く・敷かない」「敷くなら誰がいくら負担するか」について後日、協議することになりました。
また私がこれから行うリフォームは、大きな工務店ではなく職人さんに直接発注して対応してもらうという話をしたら、「屋根の塗装をちょうど考えていた」「エアコンの穴をふさぎたい」「室内に気になる箇所がいくつかある」、ついでに見てもらえないか?と、襲い掛かるように相談してきました(笑)
しばらく工事をしているので、リフォームの相談は直接職人さんにしてもらうようお願いしました。
私が逆の立場なら、②案であれば相応の価格であれば応じると思いますし、③案であれば喜んで土地の交換を行うと思います。
アスファルトの工事代金を私が負担するなどして、何とか「三方良し」の決着をつけたいですね。