今は不動産投資よりも金融商品投資!

投資全般・戦略

ボロ戸建て投資に没頭してしまうと見落としてしまいますが、今は空前の「バブル」で、ほぼ全ての資産価格が上昇、売れ行き好調となっております。

不動産全般(都内のマンション・収益物件、郊外のボロ戸建てなど。*超郊外のアパートは一部例外あり)

株式・金・仮想通貨(暗号資産)・原油などのコモディティ・ロレックス等の高級時計・スーパーカー などなど

例外的に債券価格が下落傾向(=利回りは上昇)し始めたくらいでしょうか。

 

上記を踏まえて、3年ほど前と現在の不動産と金融商品の市況の変化について、考えてみたいと思います。

<不動産(特にボロ戸建て)>

・ブームは既に始まっていたが、2021年現在と比較してプレイヤーはまだまだ少なく、物件サイトの新着物件にいち早く問い合わせをすれば掘出し物をGET出来る確率は高かった。

・不動産業者は、ボロ戸建てを賃貸用として使用するというビジネスに気付いていないことも多く、建物がまだまだ使えるのに「土地」として売り出すことが多かった。(逆に今は、築50年位の物件でも、「賃貸用におススメ!」などと、投資家をターゲットとした売り方をしている実需系業者が増えてきている)

・戸建ての賃貸物件は、現在よりも少なかった(今よりも「早く」「高い家賃で」決まりやすかった)

・公庫の融資も下りやすかった。

 

<金融商品全般>

・今ほど強烈な金融緩和もなく、トレンドの方向性がイマイチ見えにくかった。

・周囲で株に熱狂している人はあまりいなかった(個人的感想)

・週刊誌の「株特集」は今ほど多くなかった。

・GAFAという横文字が浸透し始め、日本株よりアメリカ株の方が注目され始めていた(個人的感想)

・暗号資産は、叩かれまくり(笑)

 

ざっくりこんな感じかと思います。

私は長年、株もやっておりますが、「金融商品投資はギャンブルのようなもの」「現物資産投資はレバレッジを効かせることにより大きく資産を増やすことが出来る再現性の高い投資」と定義付け、ここ数年は完全に太陽光と不動産へシフトしたこともあり、ほぼ「現物投資一本足打法」でした。

ところがコロナショックにより、前提が大きく崩れました。

史上空前の「カネ余り」により、都内一等地の不動産から郊外のボロ戸建てにまで資金が流入している他、金融商品投資全般にもかなりの資金が流入し、02020年3月を底に、株・暗号資産・原油等の資産は一気にバブル化しております。

相場より安いボロ戸建てをGET出来れば、もちろん購入するのですが、平日はサラリーマンをしている身ということもあり、また他の投資家と競合した場合に、カネ余りの影響により(?)、すぐに満額でさらわれてしまうことも増えてきたため、しばらくは「あせって無理に買わない、無謀な価格で買わない」ことを肝に銘じました。

不動産は一度で購入してしまうと、容易に買値以上で売却出来る保証は無く「残債が減少するのを待つ」「市況が回復して売り時を待つ」「買主が現れるのを待つ」「保有期間中は運営費や税負担があることに加えて、売却時にも相応の手数料が掛かる」といった特徴がありますが、逆に金融商品投資は、多少高値掴みをしても、不動産と違ってクリックすれば売買手数料もほぼタダで、すぐに決済(損切り)出来ます。

 

アメリカのFRBのパウエル議長は2023年までは金融緩和(ゼロ金利政策)を継続することを表明しました。

また日銀もETFの年6兆円の買い入れを辞めることは表明しましたが、基本的には金融緩和は継続する方針です。

「金融緩和(ゼロ金利)」「コロナの各種給付金」によるカネ余りとインフレ懸念、コロナにより今後の人生設計を見直したり、投資の必要性に気付いたサラリーマンの増加、周囲が株で儲けたという話を聞いて投資を始めたサラリーマンの増加、副業解禁の流れなど、投資全般に対して追い風は吹いております。

ただし不動産投資においては、将来のキャピタルゲイン期待は多少高まってはいますが、世間一般は不況ということもあり、今後家賃が上昇するイメージが湧かず、「短中期的」目線では、金融商品の方が圧倒的に高いパフォーマンスが期待出来ると思います!

私は「不動産が好き」という事もあり不動産投資を行っておりますが、究極的には「投資で資産を増やす」ことが目的です。

「物件(銘柄)の価値が割安か割高かを判断する力」「今後の世の中がどうなるのかというマーケットの大まかな流れを把握する力」は、不動産投資を通じて、多少培われた気もしており、コロナショックによる金融商品の被害は最低限に抑えることが出来、コロナの暴落後に大きく買い増ししたことから、ボロ戸建て投資より金融商品投資の方がよほど順調です(笑)

株やビットコインはかなり過熱感が出ており、既に危険水域とも思えますが、上昇トレンドは継続しており「投資しないことによる機会ロス」を防ぐためにも、大きく金融政策が変わる・地震などの天災が起こる・戦争が勃発する、といった大きな変化が訪れなるまでは、金融相場にお付き合いしていきたいと思います。

何かあればクリックひとつで、すぐに手仕舞い出来ますから(笑)

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