私は築古戸建て投資を開始する以前から、実は海外の土地に投資しております。
海外不動産は、日本人は基本的には買うべきではないと今でも思っておりますが、買っても良いのは以下のケースくらいかと思っております。
①信頼出来る現地のエージェントと直接つながっている。(騙されずに済む)
②契約がきちんと管理されているアメリカなどの先進国の物件。(特に、建物比率が高いアメリカ不動産は節税に向いており富裕層に人気です。 )
③外国人(日本人)が「土地」を購入出来、今後値上がりが期待出来る。
①はビジネスの基本ですね。価格の相場が分からない海外で、信用出来ないブローカーが間に複数介在するケースでは、いくらピンハネされているか分からず、高値掴み必至です。
当然、相続物件のように大幅な指値が出来る物件などありません(笑)
②を満たしていないケースは東南アジアのコンドミニアムでよく聞きます。
契約がいい加減で竣工時期や登記がいつになるやら・・・というケースです。
言葉も通じないだけに当初聞いていた話と違うケースもよくあるようです。
③は私は非常に重要だと思いますので、これについて掘り下げます。
まず日本人が土地を所有出来ない国のコンドミニアムは、建物のみの購入ですので、いわゆる「借地権物件」と同じです。
その割には7%とか、都内中心部並みに利回りが低いです(笑)
土地所有権で利回り15%のボロ戸建てを買う方が良いですね!
さらには現地デベロッパーが建設したものであれば、日本の新耐震の建物と比較すると、建物の造りもショボいはずです。
地震や台風が来ても大丈夫でしょうか?
火災保険は充実しているのでしょうか?
管理費や修繕積立金はいくら位でしょうか?
リフォーム費用は日本人価格でボラれるのではないでしょうか?
竣工前にデベロッパーが倒産するリスクもあり、世界経済危機が勃発すれば円高となってしまうなど、自分でコントロール出来ないリスクがてんこ盛りです(笑)
ただし、国が発展してGDPが毎年伸び、人口も増加し、経済が発展することによりインフレとなり、物件価格や家賃相場が上がってくるはずです。
これはほぼ間違いありません。
デフレ・人口減・GDPは毎年ほぼ横這いの日本には無い長所で、日本のエージェントもこれを売りにして物件を販売しております。
そうなると、信頼出来るエージェントがいて、契約管理もきちんと対応してくれて、経済成長が目覚ましい発展途上国の「土地」を相場より割安で購入出来れば、面白いのでないでしょうか?
戦後まもない焼け野原の都内中心部の土地を購入した人は、インフレと経済成長、人口増加の波に乗り、土地の希少価値も高まったことから、全員億万長者です!
そんな数十年前の日本のような条件を満たしている国はあるのでしょうか?
あるんです! 答えは「バングラデシュ」です!!
次回、投資のスキームについて、や私が投資を決意した根拠の詳細などについて、記事にしたいと思います^^