都心なのにこれから不動産価格が下がりそうなエリア

不動産

昨日の記事の続きで、今後不動産価格や路線価が下がりそうなエリアと、私なりの根拠を記載したいと思います。(あくまでマクロ的な一般論です)

 

①世田谷区・練馬区 

生産緑地面積が23区内で特に多く、2022年以降はまとまった土地が大量に市場に供給される見込みであり、特に宅地の価格は大幅に下がると読んでおります。(専門家も口をそろえて、そう言っております)

 

②湾岸エリア(特に中央区・江東区のマンション)

タワマンを活用した相続税対策による購入と、中国人投資家の買いが一巡。

晴海フラッグのマンション大量供給などによる、通勤ラッシュの悪化(現在の勝どき駅や武蔵小杉駅のように)によるエリア人気低下、大規模修繕問題の表面化や、次回の大規模災害発生がトリガーとなり数年前の価格に戻ると予想します。

 

③江戸川区・葛飾区・足立区などの荒川沿いエリア

荒川の氾濫による被害の懸念です。②の理由と一部かぶりますが、最近大雨による被害も多発しており、荒川氾濫時のCG画像も公開されておりました。このエリアは海抜が低いので水害には弱いようです。(個人的には好きなエリアなのですが・・・)

 

④渋谷~恵比寿~目黒~大井町ラインのエリア

羽田空港へ着陸するためのルートが2020年より一部変更になり、このエリアの上空を頻繁に飛行機が通過することになるようです。

特に羽田に着陸寸前の大井町付近の騒音はかなり酷くなるようで、高層マンションの上層階はうるさくてたまらないと思います。

正直、読めない部分でもありますが、都内全域の地価が下落傾向にあれば、あえてこのエリアに固執する必要もなくなり、文京区あたりに引っ越す富裕層は少なくないのでは?

 

今後、品川駅を発着点としたリニアの開通も2027年に控えており、海外からの観光客が増加すると国際空港(羽田空港・成田空港)の重要性も高まることから、基本的には「東高西低」の傾向が強くなるとは思いますが、上記エリアは危険な気がします。

文京区は鉄板だと思いますが、①~④も考慮すると秋葉原~赤羽あたりが固そうですね!(私には高くて買えません・・・必然的に上記のさらに北東が投資エリアになりそうです)

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