直近、猛暑の影響や引っ越し代なども上昇しているせいか、賃貸の動きが悪いようです。
賃貸募集をお願いしている仲介に聞いても、私の物件がというよりエリア一帯で動きが悪いと言っております。
確かにライバル物件がいつになっても掲載されたままであり、ホントに動きが悪いのでしょうね。
コロナ禍はライフスタイルの変化もあり、購入・賃貸ともにそれなりに活発だったと思いますが、それも一巡し、不動産業者の倒産・廃業も上昇傾向のようで、2023年は過去最高件数となったようです。
おそらく2024年も高い数値となっているのでしょうね。
こうなると、他物件を出し抜いて空室を埋めるためには、賃料の引き下げ・ADマシ・敷金礼金更新料等の無料化・ペット可など、策を講じる必要があります。
私は過去にADを上積みしたことはコロナ第一波のどうしても決まらなかった時の1回限りでしたが、今回4年振りに募集中の物件をAD2か月分としました。
「首都圏のファミリー物件の賃料は上昇傾向にある」ということになってますが、首都圏郊外の築古戸建てについては当てはまらないのかもしれません・・・
一方で、今年に入り退去となった戸建てはありません。
空室が埋まらないのも痛いですが、退去が出るのはそれ以上に痛いので「人の動きが鈍いことはダメ」という訳でもありません。
今年新たに新規入居した物件からは入居直後に細々と修繕の依頼が来ましたがそれも一巡し、昨年以前から入居してくれている方からの修繕依頼は今年はゼロです。
修繕が無く満室であることがベストではありますが、ボロ戸建て投資はそもそも利回りが高く、運営期間中の空室リスクや経費率が高いことは既に織り込まれており、退去や大がかりな修繕さえ発生しなければ許容範囲です。
都内の低利回り物件だと「満室が当たり前」「経費率は低くて当たり前」「値上がりするのが当たり前」のため、どれかが欠けると、全く旨味の無い投資になりますので、、、
少し涼しくなり転勤が発生する9~10月は、それなりに動くのでしょうが、あと1か月位は閑散期が続きそうな予感がしております・・・