築古戸建てで一番多い修繕は、水回りです。
昨年末に入居者から連絡があり、水回りの修繕対応が必要な事案が2つ発生しました。
①千葉県松戸市戸建て
敷地と公道に間の私道が水浸しになっていると、入居者が隣の家の方からクレームを受けたと連絡が入りました。
馴染みの指定水道工事業者さんへ対応を依頼したところ、敷地と公道を結ぶ水道管が破損していることが分かり、破損個所を直して頂き、4万円弱掛かりました。
こちらは大きな出費とならずに済みました。
②横須賀市戸建て②
こちらは年末に入居者さんから「トイレの水の流れが悪い」と連絡を頂き、こちらも指定水道業者に見てもらいました。
高圧洗浄機で洗浄しても水の流れが改善せず、トイレットペーパーが滞留してしまうとのことです。
詳しく調査をしたところ、敷地内の下水枡が複数破損していることが判明し、さすがに交換が必要と言われ、合計5か所の枡を交換することになってしまいました。(コンクリート枡を塩ビ枡へ交換)
こちらは現在工事中ですが、概算で25万円前後になる見込みです。
両物件ともに、浄化槽ではなく下水物件です。
上下水道開通エリアの物件は、浄化槽や井戸水物件よりも維持費が掛からないはずなのですが、敷地内の水道管の修繕は自治体ではなく物件所有者となりますので、不具合が発生したら修繕や交換の費用は発生してしまいます。
ともに築40年超えの物件で、購入後ほぼフルリフォームを行いましたが、水回りの不具合、ネズミの駆除、アリの室内発生など、問い合わせが絶えない物件です・・・
入居者さんは古い戸建てであることを承知の上、多少の不具合はご理解頂けているので大きなクレームにはなっておりませんが、毎回疲れます(笑)
今後も何かしらの修繕が発生する可能性が高いので早めに手放す、という選択肢もありますが、
これだけ追加設備投資を行った物件(=バリューアップした物件)なので、「不具合が発生する可能性がある箇所はかなり修繕したので、今後はあまり修繕発生はしないだろう」と信じて、長期保有したいと思います。