大手銀行などのお堅い業種なども、「副業解禁」「週休3日・週休4日制度の導入」など、サラリーマンが会社の外で稼いでもOKという仕組みが着々と出来つつあるようです。
企業が一生、個人の生活を保証する時代は終わり、「一生雇用を保証することは出来ないが、代わりに会社の外で自由に稼いでもらって良いよ！」と、会社に言われているようなものです。
大手企業による、リストラや年収3割カット、子会社出向といったニュースが相次いでおり、大半のサラリーマンは何かしらの副業・投資を始めなくてはならない時代が本格的に到来しました。
会社以外で「働く」「投資をする」ということを、今迄考えたことも無かった人は、まずは他社でも雇用されて土日などにバイトをするという発想になると思いますが、疲れる割に大した収入にならず、そもそも働き口が大きく減少しております。
また、大手企業のサラリーマンは、最低限のパソコンスキルや自社の業界の知識・知見はありますが、他社で「即戦力」になるようなスキルを持ち合わせている人は以外と少ないと思います。
そこで「他社労働型」の副業は諦め、次は金融商品への投資に目が向きます。
株・FX・仮想通貨が中心になると思いますが、短期で成果が出ることは稀であり、いますぐカネが欲しいという中途半端な初心者・中級者は欲に目がくらんで大体負けます。
私も似たようなものですが・・・(笑)
その後、人によってはブログやYOUTTube、他のネットビジネスへ進む人も一定数おりますが、そこそこの属性のサラリーマンが最終的に行き着くのは、やはり「不動産投資」です。
副業解禁が認められ、不動産投資参加人口が増加すると、「会社内での不動産投資話」も解禁されるはずです。
サラリーマン大家は一般的に、「隠れキリシタン」「隠れトランプ支持者」のように、自分が不動産投資を行っていることを会社では一切話しません。
株式投資やFXなどに加えて、不動産投資話でも盛り上がることが出来るようになります。
・「昨日、見に行った戸建てが激アツだったんで鬼指して、売主から回答待ちだけど、買えたら利回り20％確定だよ！」
・「やっと決まった入居者が早速、滞納して困っているよ・・・」
といった会話があたり前のようになります。
究極形は以下の通りです。
部下「部長！明日、アパートの決済があるので会社休みます！」
部長「おぉ、そうか！ ちなみにどんな物件だなんだ？ マイソクがあれば見せてくれ！」
部下「これです！」
部長「5000万円か！私のもってるワンルームより随分と高額だな！ この物件はどこが良かったんだ？」
部下「このアパートは、駅から徒歩5分・1Kの風呂トイレ別で、大規模修繕済なのに、積算以下の価格なんです！路線価も年々上昇してるエリアで、利回りも14％と高いんですよ！」
部長「何っ！利回り14％だと！？ 俺のワンルームは4％だぞ！ アパートはそんなに利回りが高いのか！？」
部下「部長、ひょっとして新築ワンルーム買ったんですか？」
部長「そうだ。全額融資で団信も付いていて、将来は年金代わりになるし、毎月たったの8,000円の手出しのみで23区内に単身者用のマンションを所有出来るんだ！ お前も欲しいか？ 良かったら不動産業者も紹介するぞ！」
部下「部長！ 毎月8000円手出ししているんですか！？ 将来家賃が下がったり、空室になったり、管理費・修繕積立金が上がったり、金利が上がったり、設備交換の時期が来たりしたら、毎月の手出し半端無いですよ！ 業者のシミュレーション、ちゃんとチェックしたんですか？」
部長「いやぁ、上場企業の不動産会社だし、ローンを完済すれば毎月の家賃がそのまま自分のものになると言われて・・・ 毎月8000円の持ち出しくらいで良いのならと、現地も見ずその場で契約したんだよ！ 今、2戸目の物件も案内してくれて、来週契約することになっているんだが止めようかな・・」
部下「止めましょう！ 私が明日決済するアパートは毎月の手残りは満室想定で25万円ですよ！ ワンルームとは違って土地が全部自分のものなので、将来土地として売れば一定の金額以下になることはありえなく、毎月のキャッシュフロー＋元金返済で、10年後には純資産〇万円になりますよ！ 部長の属性なら、5000万円のアパートを3棟くらい行けますよ！」
部長「そうか！！ 是非アパートにシフトすることにするよ！ 良い物件があれば教えてくれないか？」
部下「ちょうど、もう1棟良いアパートがあるんです！私は同時に2棟は厳しいので部長にお譲りしましょうか？」
部長「それはありがたい！ 今からすぐに銀行に打診してくるわ。キミ、冬のボーナスは期待してくれ！！」
部下「ありがとうございます！！」
こんな感じでしょうか。
将来は会社の投資初心者向けに、高額塾を開催したいですね(笑)
