4月末に決済した横浜市戸塚区の戸建ての今後の対応について、複数の選択肢がありました。
かなり色々検討しましたが、最終的に「賃貸募集すべくリフォームを開始」することとしました！
当初は「土地として売却」も検討し、大手建売住宅メーカーへ査定を依頼しましたが、コロナで戸建ての販売が鈍って在庫が積みあがっているのか、仕入れに積極的な感じが全くなく、無理に売却を依頼しても買い叩かれそうな印象でしたので止めました。
また、ボロボロのまま売却することも検討したのですが、買値＋α程度では転売も出来そうでしたが、コロナ禍で高値売却が出来るとも思えず、各種税金を考えてるとほとんど儲かりそうもありません。
逆にコロナの影響で、より安い家賃を求めてボロ戸建てを探している入居者が増えそうな気もしましたので、「まずはリフォーム」へ舵を切りました。
私はリフォーム業者が嫌がるような相見積もりの取り方はしないようにしておりますが、さすがに今回はボロボロで金額が張りますので、確度の高い先2社程度から見積を取ろうと、まずはボロ戸建てリフォームに理解のありそうな工務店を見つけて現地を見てもらいました。
「これは費用かかりますね・・・、うわぁ！これは・・・」などと驚愕しており、私の希望額ではとても収まりそうもない反応でしたが、予算は上げると説明し、一応正式な見積書を出してもらうよう依頼をしました。
後日、大工も連れて見に来てくれることになりました。
平行してもう1社は見積を取ろうと、ネットで職人を探して、別の日に大工さんと現地で待ち合わせをして室内外を見てもらいました。
大工さんは、軽快な身のこなしで屋根に上がったり、壁や床のチェックなど全て見てくれ、その場で概算金額も出してくれました。
一旦回答保留として、前者の工務店が後日正式な現地調査に行く前に、「もう1社だけ、相見積もりは取らせてもらいます」と事前に伝えたところ、「築古戸建ては、安全性も備えたきちんとしたリフォームが必要となるので、相見積もりを取って金額を比較して決定するようなら、ウチは対応しません」と回答が来てしまいました。
会社のポリシーなのか、相見積もりを取られると旨みが無いと判断したのかは分かりませんが、今後も管理や売却などでもお付き合い出来そうな業者さんだったので、残念ですが正式見積の作成依頼は打ち切りました。
その後後者の大工さんと細部を取り決めして正式に発注することにしました！
部位ごとの金額が入った詳細見積書の作成もなく、手書きの契約書を作成してくれ、契約書内に工事個所を細かく記載してもらい、双方の署名・捺印を押して、コンビニでコピーを取って、原本を私が頂きました。
大工さんは法人格はありませんので、契約書の記載は大工さんの個人名で、住所は自宅アパート（？）でした。
屋根の雨漏りや外壁の一部塗装、床修繕、室内の天井張り替えや、フロアタイルや畳交換、洋室押し入れの中段部分の撤去、キッチン交換、浴室塗装、トイレタンク修理など、修繕箇所は多々ある上に残置物もてんこ盛りです。
契約書の作成は喫茶店で手書き、着工時に総額の7割近くを先に振り込んで欲しいと言われ、大工さんはネット経由で知り合った上、事務所や店舗も当然なく、取引にはかなり不安がありました。
ただ、人柄は良く非常に信頼出来そうな方でしたので、思い切って（？）着工金を7割程度振込みましたが、数日後に早速工事に着手してくれ、その日の工事個所の写真を大量にLINEで送ってくれます。
既に2,3割は完了したようなので、たぶんもう安心です(笑)
川口市の戸建ては決済から賃貸募集開始までに10カ月近くかかりましたが、こちらは展開が早いので非常に有難いです。
工事が完了しても、実需の方が購入する可能性は極めて低い物件なので、まずは賃貸募集を開始して入居者を確保してから、その後の方針を改めて検討してみたいと思います。
