私が思う都内通勤エリアの路線価の「歪み」

不動産

東京23区は土地が高いですが、その分高い家賃が取れます。

特に山手線沿いや内側は多くの企業の本社や大学も多く、1都3県から多くの人が通勤・通学しております。

「都内の一等地に通勤・通学する人=お金持ちで会社や学校のすぐ近くに住んでいる人」 とは限りませんので、いかに「近く・家賃が安い」場所に家を借りるか熱心に探している人が大半かと思います。(私もそうですが・・・)

特に多くの人が通勤しているのが東京駅(丸の内、日本橋含む)と新宿駅界隈かと思いますが、あえて山手線のド真ん中(市ヶ谷辺り?)から電車で30分かけて東西南北に移動するとおおよそ以下の通りです。

東→市川駅    西→吉祥寺駅   北→鳩ケ谷駅   南→田園調布駅

 

南西方面が地価や家賃が高く、北東方面が地価や家賃が安いことに気付きます。

詳しくは「地価マップ」等で路線価チェックをしてみればわかりますが、駅からの距離により多少は異なりますが、田園調布駅と吉祥寺駅を 「10」とすると、市川駅は「7」鳩ケ谷駅は「3」くらいです。

もちろん、駅のブランド力や駅前の賑わいや利便性など様々な要素はありますが、東京の中心部からの距離(=通勤時間)」の観点からすると差は大き過ぎます(笑)

世の中全体のサラリーマンの所得が伸び悩み、「職住近接」の風潮が強まれば、上記の「歪み」は多少、是正されるのでは? と私は思います。

住む場所のブランドに見栄を張ってる場合ではありません(笑)

 

これからは、都内中心部から「北東エリア」が、賃貸においては、コスパの面から人気が高まると予想します。

一般的に都内の北東部は荒川沿いにあり、標高も低いことから台風などによる洪水が発生すると水没しやすいエリアで、城南エリアなどと比較すると人気がありません。

ただし、賃貸で住む分には、災害が起こった際に、きちんと避難することが出来ればさほど気にする必要はないと思います。

借りて住んでいる家は自分の資産ではありませんので・・・

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