ネットで良さげな戸建てを見つけ内見に行ってきました。
・価格 500万円台前半
・土地 140平米 建物 100平米
・公道接道 *セットバックあり
・築35年程度
・京急線 駅徒歩10分
・路線価 5万円台
・敷地内駐車場 1台 *軽自動車のみ
・家賃 約90,000円
・地代 約8,000円
・数年後に借地の更新料が発生する予定(60万円程度)
・地主の承諾書(名義書換料)は売主負担 *おそらく70万円程度と思われる
現地で仲介と待ち合わせで外観をチェックします。
屋根・外壁は築年数かそれ以上の印象でしたが許容範囲です。
日当たりも良く広い庭があり、土地所有権の戸建てであれば、1,200万円以上で売れそうです。
オーナーチェンジ物件なので、室内を見ることは出来ませんでしたが、地代控除後でも利回りは18%程度あり、投資物件として合格点です。
が、隣地と1.5メートルほどの段差(擁壁)があり、少し傾いてきております。
買主負担で擁壁を修繕することが、購入の条件のようです。
隣家とも距離も近く、重機も入りませんので、擁壁のやりかえは現実的ではありません。
可能な範囲でクラックの補修や、手作業で応急措置をする程度で済ませたいと思います。
とはいえ状況によってはそれなりに大掛かりな工事になる可能性もあること、土地所有権の物件ではないこと、近い将来に更新料が発生することなども加味した、そこそこの指値で買付を入れました。
1週間後に仲介から電話がありました。
「売主さん、この価格では無理でした」との回答でした。
買付金額をもう少し引き上げることも検討しましたが、1.5メートル程度とはいえ、擁壁が傾きかけていることもあり、深追いはせず徹底しました。