昨年11月に退去があった横浜市金沢区の戸建て。
年明けの2024年には長期譲渡になることから、管理をお願いしている地場大手の不動産業者へ売却を依頼しておりました。
年明けまで決済は出来ない事情もあったことから、気持ち高めの価格にしたためか、ほぼ問い合わせがありません。
1,000万円を大きく超える価格であり実需向けを想定しておりましたが、実需・投資ともに全く引き合いがなく、100万円単位で何度か引き下げ、1,000万円に近い金額になるにつれ、やっと内見がボチボチ入り始めました。
仲介の押しが弱いのか、
・少し坂を上がるのがツライ(私の横須賀の戸建てよりも全然軽微な坂ですが・・・)
・駐車スペースが無い(有ったら、余裕で2,000万円超えてますが・・・)
・接道がきわどい(公道接道していたら、同じ土地面積なら2,500万円超えてますが・・・)
などと断り(もしくは保留)が続きます。
一度違う不動産仲介経由で買付が入りましたが、契約の当日午前中に「接道が微妙で再建築出来ない可能性もあるので、やはり見送ります」と破談になったこともありました。
半年近く売れない日々が続き、電気代や草刈り代ばかり掛かって、1円も収益を生まないことに耐えられず、売却と平行して「賃貸」にも出すことにしました。
家賃は前回より3,000円アップです。
既に減価償却が切れている物件であり、あっさり賃貸で決まったら、それはそれで複雑な心境だったと思いますが、何故か賃貸も半年近く決まりません・・・
今年は賃貸の動きも悪いようで、近隣エリアのファミリー物件の成約は極めて少ないと賃貸担当者は言っております。
いくら少ないと言っても一応横浜市なのですが・・・
同じ不動産業者なので、競争原理が働いてすぐにどちらかで決まると思ってましたが全然ダメです(笑)
物件価格も家賃も徐々に下げていったので、両方の担当者から問い合わせが増え、決まりそうで決まらない日々が続き、、、、
やっと、「賃貸」で決まりました!!
家賃は前回より2,000円安くなってしまいましたが・・・
そこそこ大きい企業が外国人数名が入居するための社員寮として借りて頂けました。
この物件は年間家賃は100万円を超える戸建てで、私の保有物件の中ではベスト3に入る稼ぎ頭ですが、丸1年収入ゼロというのは大きな痛手で、実需向け戸建て売却の難しさを実感しました。
「この戸建ては将来値上がりするから売ってはいけない!」という神のお告げだと思って、今後も保有継続したいと思います(笑)